【大会日記】The King of Party Rockersに参戦しました!

2022年11月28日

どうもみなさん、こんばんは。PATSENNERの…no4xtk(ヨンエヌ)です。

5月21日に行われたタイトーステーション新宿南口店30周年記念イベント
「The King of Party Rockers」に参加しました!

結果から申し上げますと我々「PATSENNER」チームは準優勝となりました!

今回は本大会に参加した感想を書いていこうと思います!


参加までの経緯

4月半ばに「The King of Party Rockers」開催の告知があったときには
既に労働シフトが決まっており、もっと早く告知してくれ~!と怒っていましたw

5月初頭、まあ、エリナ杯が楽しかったから良いか…と余韻に浸っていたところ、
相互ライバルのNAGISAさんからDMで「一緒に参加しませんか?」というお誘いを頂きました。

メンバーは古参の強豪のERAKISさんエリナ杯でも対戦したPHN!Xさん
そして、ここ数ヶ月勝敗が拮抗しているNAGISAさん

メンバーがかなりアツく、チーム戦の大会にも参加してみたかったので
無理やり労働を調整して参戦することにしました!

調整が出来る職場に転職して良かった!!(今、埋め合わせで死んでいます)


参加チーム発表

他の参加チームが発表されるまでは

「正直、このチームかなり強くね??w」と呑気に構えてました。

課題曲がランダムなので課題の当たりどころと
当日の調子に依ってはTradzチームにも勝てる可能性もあるし、
もしかして、優勝まであるーーーーなんてワクワクしていましたw

そんな時に発表された参加チームがこちら

RIN/HERMIT/ENMT!/RK

NAGACH/YAKAN/ZEXX/HITA*

KOU/MOUKA/KARUMA/ROSKIL

KEEL/STYU–

*TA93N/1048/LICHT/ZUBU

SOMORI/TANMEN/REAR-A

RIOO/PPJT/TATSU/NORI

…優勝、無理っすね

かなり厳しい戦いになることが確定しましたが、

どうせ参加するなら全力で!とむしろ士気は上がっていたように感じました。


チームでの担当

今回のルールは特殊で、☆12の課題曲から抽選で2曲を選び、
各チーム2名ずつが2曲をプレイして合計EXSCOREで競うという珍しい形式でした。

チームで課題曲を分担出来るので個人で練習する要素は絞れる反面で、
点差が付きやすい皿、ソフラン、重い譜面の担当は特に責任重大です。

得意要素がバラけているチームなら話が早いのですが、
僕たちのチームはバランス型が多いので、
まずは3人をライバル登録して☆12のスコアの確認から始めることにしました。

タイムヘルで動画を撮りながら☆12フォルダ全曲と、
イベントモードならLEGGENDARIAは必要ないかな?と思いながらも
念の為LEGGENDARIA☆12も撮影しました。


全然YouTube活動してなくてすみません…

その日の晩には資料を見ながらミーティングをして、
・灼熱や新地獄超特急のようなピンポイントな譜面はERAKISさん
・重い系と速い系はNAGISAさん
・中速とチャージ系やLevel 2など一部の皿曲はPHN!Xさん
・中速と僕しかやってない系は僕

ざっくりでは上記をメインの担当にしつつ、
当日の調子で他の人と替われるように触る程度には練習しておくことになりました。

僕とNAGISAさん、PHN!Xさんは割と実力が近いこともあり、
TOGAKUSHIはPHN!XさんだけどECHIDNAは僕、Snakey Kung-fuは調子の良い方。
音楽やruin of opalsは僕だけど、FAXXや二人ノ廃城はNAGISAさん

のように他のチームに比べて役割はかなり曖昧だったと思いますw

また、課題曲はANOTHER以上と書かれていますが、
イベントモードなら実はLEGGENDARIA譜面は無いのでは?
運営が抽選で課題曲を選ぶなら空気曲は入れて無いのでは?
あくまでチームイベントなのでTradzメンバーの得意曲多めでは?

と考えて、上記に当てはまりそうなANOTHER☆12をメインに対策しよう
という戦略で行くことになりました。(実際は凄いことになりましたが…)


練習について

エリナ杯の時と同じように1-1(1クレ目1曲目)を意識して練習しました。

1-1には苦手意識があって完全に向いていないと思っていましたが、
エリナ杯前から一カ月ほど継続してやっていた成果が出たのか、
気温が上がったのか(こっちが濃厚)、なかなか手応えが感じられました!

また、今回は勝ち点制ではなく2名の合計EXSCOREで競うので、
安定スコアと固定オプションを意識して練習していました。

ミラーでビタチョコやアルマゲでそこそこ良いスコアが出せたり、
BEAT PRISONERやinitiationの自己ベストを更新出来たり、
普段のプレイではなかなか気付けない発見があって良かったです!

他には、僕だけではないと思いたいのですが、
自己べ更新不可能になったときやアリーナで負け確定したときに
雑なプレイになりがちだったので最後までやりきることを意識しました。

悪かった点としては、
練習前はそこそこ安定していた灼熱・灼熱2が逆に怪しくなったり、
他の参加者のスコアを意識しすぎて苦手意識が付いた曲がありました…

ともあれ、今回の大会は課題曲がランダムのため
特に情報を隠す必要も、根暗をする必要もなかったので
概ねでは気持ちよく練習をすることが出来ました!

本番前には実際にチームで集まってゴエフで練習したり、
一人で参加する大会では味わえない楽しさがありました!

もう少し当選発表から本番までの
チームでの練習期間が長くても面白いかもしれませんね!


大会当日!

当日は嫁さんにも観戦してもらう予定だったのですが、
涙の抽選落ちーーーーでちょっと悲しかったです…
人気があるのは良い事ですが…

大会は18時から18時40分までにチェックイン、
チームとしては15時頃に新宿に集合予定でしたが、
僕は早め家を出て池袋でアップをしていました。
(IIDXが混み過ぎでクロノサークルをやっていました)

ほど良き時間に新宿に移動したところ、
いきなりゴンザレスさん、HERMITさんと遭遇し、
いよいよ本番も近付いてきたな…と感じました。

地下の会場に2台移動していてゴエフでのアップは難しかったので
ゲームパニック歌舞伎町に集合し最後の調整を行いました。

調子はそこそこといったところでしたが、
ここではKEELさんとお会い出来て嬉しかったです!

そして、あっという間に開場の時間になり…
仕上がりは何とも言えないところでしたが、
ここまで来たらどうにもならないのでお話をしながら会場に向かいました。


入場~1回戦まで

本大会は新宿南口タイトー、通称ゴエフの地下にある
EXBAR TOKYO plusというゲームバーでの開催でした。

事前に下見もしていたのですが、やはり会場の雰囲気にビビりましたね…

↑こんな感じ ヤバすぎ

対戦はAブロックとBブロックに4チームずつ分われてリーグ戦を行い、
各ブロックの勝者が決勝を行うという形式で、
抽選の結果、我々のチームはBブロックになりました。

Aブロックにプロも含めた強豪チームが集まってしまったので
こちら側に巻き込まれたら大事故だな…と思っていましたが、
ここでERAKISさんの引きが光りました!

Aブロックのレベルは本当に高く、ゴチタロウで差し入れて頂いた
ドリンクやホットドッグなどを食べながら観戦していました。

差し入れして頂いた皆様、ありがとうございます!

こういった形で観戦出来るのはめちゃめちゃ楽しいな~と感じた反面、
本当にこのレベルの人達の後にプレイするの…?とビクビクしていました…

料理も美味しく、エリナ杯のときに同行したHITA*選手や
他のチームの皆さんともパーティみたいな感じで交流することが出来て
正直このまま帰宅でもいいな…と思っていました…w


1回戦 vs 25.5

全体の流れなどは他の人も書かれると思うので省略しますが、
ハイレベルなプレイ、美味しい料理、色々な人との交流を一通り楽しんで
やや眠くなってきた頃にBブロックの出番がやってきました。

PATSENNERチームの初戦の対戦相手は若者が集まった25.5チーム

抽選で選ばれた課題曲は
Feel The Beat LEGGENDARIAとNITROUS CANNON

FTB†は今回の参加者の中では自己ベストがかなり高い譜面なので
ガッツポーズをしてみたは良いもののいきなりやる譜面じゃねえ…と思いましたw

初戦は絶対に勝ちに行きたいという方針で
FTB†は僕、NITROUSはNAGISAさんが出場し、
対戦相手はKARUMA君とROSKILさんでした。

KARUMA君には前にアリーナで教育をしたこともあり、
それほど緊張もせずに対戦に臨めましたが…

FTB†、やっぱりいきなりやる譜面じゃねえ…

配信に音声は乗っていませんでしたが、
ヤッベェ!しんどい!などなど魂が零れ出しており、
ERAKISさんから頑張れ!と言われながら叩き切りました。

結果は4113点と一発目にしてはまあまあの出来で良かったです。

しかし、KARUMA君もいきなりでAAA付近のスコアを出していたので
1-1練習をしていなかったら危なかったかもしれません…

2曲目のNITROUS CANNONはNAGISAさんが難なくこなし
無事に初戦は白星スタートとなりました。


2回戦 vs サイタマン星からペットボトル

2戦目は少し見学をしてからの
サイタマン星からペットボトルチームとの対戦でした。

BPL2022ドラフト候補でエリナ杯、べあー杯でも活躍したRIN選手、
発狂が上手すぎるHERMITさん、
精度系が上手いRKさん、べあー杯常連のENMT!さんと
Bグループでは頭一つ抜けているチームです。

緊張のなか抽選で選ばれた課題曲は
EvansとVANESSA LEGGENDARIAでした。

僕、VANESSA得意です――――!

↑ANOTHERも得意です!

今回の大会ルールには
参加者は必ず1回は出場しなければならないというものがあり、

僕が大差を付けるのでEvansは誰がやってもイケる!と宣言しましたが、
グループ戦の壁となる対戦なので1回戦に続いてNAGISAさんが出場しました。

2回戦の対戦カードは
EvansがNAGISAさんとRKさん。VANESSA†が僕とRIN選手。

1曲目のEvansはなかなか厳しい配置だった為、
既に1戦終わった後で温まっていたNAGISAさんが136点差のリードを奪い、

VANESSA†は皿絡み以外の配置が当たっていたため
3350点と一発スコアとしてはなかなかの出来映えで、
こちらも145点差で勝利することが出来ました。

温まってて調子も良い自信があったので
相手が冷え冷えなら500点差付けてやりますよ!と言っていましたが、
相手チームも一戦やった後だったことを見落としてました(節穴)

そして改めて配信アーカイブを見ていると、
FTBでは皿の重さを下げてるのにここ以降では下げ忘れてましたね…


3回戦 vs やかんの麦チャン

3回戦の対戦相手はやかんの麦チャンチーム。

チームメンバー全員が1回は参加するルールの為、
出場メンバーは自動的にPHN!XさんとERAKISさんになりました。

中速や皿系に寄ってくれたらありがたいな〜とお祈りしていたものの

課題曲は卑弥呼と童話回廊。

ちょっとマズいっすね…

頭の2戦は僕とNAGISAさんが出ていたので
ERAKISさんとPHN!Xさんは2時間以上筐体に触ってないのに卑弥呼は重すぎる…

2曲目の童話回廊も今作2人ともやってない曲でした…

お2人で話し合って頂き、卑弥呼はPHN!Xさん、
童話回廊がERAKISさんの担当になりました。

対戦相手はHITA*選手とNAGACHさん。

PHN!Xさんの卑弥呼はギアチェンが厳しいところはあったものの
39点のリードを奪う好スタートとなりました。

ERAKISさんの童話回廊は…

YouTubeで譜面動画を見ながら
僕が持ち込んだ専コンのボタンを叩いて復習をするという
今日一番のパワープレイが輝きました。

譜面確認の成果もあってか、
2時間待機後のプレイ、SINOBUZ以来の童話回廊でも
PHN!Xさんが作ったリードを守り切り、勝利することが出来ました!

ここで敗北すると同じく2勝1敗となる
サイタマン星の~チームとのプレーオフになり、
課題曲によっては厳しい展開となるところでしたね…


決勝戦 vs まだ見ぬ世界へ

3勝0敗でBグループ予選を突破し、残るは決勝戦となりましたが、
相手は強豪集まるAグループを全勝した「まだ見ぬ世界へ」チーム。

残念ながらTANMENさんが欠席となってしまいましたが、
SOMORIさんの圧倒的実力と、REAR-A(MADOKA)さんの安定感が凄まじかったです。

KAC優勝者&準優勝者のチームが強くない訳がないんですけどね…

とはいえ、こちらは今の今まで鍵盤を叩いており、
逆にお相手は2時間観戦していたという大きなハンデがあったので
課題曲によっては勝てる可能性はあると感じました。

そして、運命の決勝戦の課題曲は…
九尾狐夜行とEVANESCENTという今日一番の空気曲が現れました。

どうにもパッとしない曲ですが、
皿曲や重発狂譜面では勝機が薄い我々にとっては千載一遇のチャンスです。

九尾狐夜行はREAR-Aさん、EVANESCENTはSOMORIさんとの戦いになるだろうと確信しました。

EVANESCENTはNAGISAさんの自己ベストが相当高く
ローカルアリーナでCPUが投げてきたときにも3600点を叩き出していましたので、
REAR-Aさんから30点リードを奪えれば優勝出来る可能性があります。

本当はPHN!Xさんに戦って欲しいところでしたが、
勝機が見える課題曲で温まっている自信もある、
そして全く緊張していないと感じ、九尾狐夜行は僕が担当させて頂きました。

今思えば緊張していないと感じていたこと自体が緊張だったのかもしれません…

そして勝負の結果は…

情けなくて涙が出ますよ…

REAR-Aさんが温まる前にリードをしたかったのですが、序盤で差を付けられず
24分とトリルで盛大にやらかし、その後で何とか追いついたものの最後の皿を忘れ去りました…

↑こんなこと言ってたこともあったのに…

2時間も空いてこのプレイが出来るのも驚きでしたが、
逆にこれほどのプレイが出来なければ
アップがなかった時代のKACを勝ち抜いていないということなんだな…と感じました。

完全に終わった感じになっていましたが、
2点のビハインドだったのでまだNAGISAさん次第で優勝が…

SOMORIさんが上手すぎる。

EVANESCENTのランダムが当たっている感じはないのに、
2時間空いてるはずなのに全く関係なく光っていました…

強豪がAグループに集まり、
Bグループは微妙と思われているだろうなと感じていたので、
Bグループの皆の為にも優勝したかったのですが、KACの壁は厚かったです――――


参加した感想

対戦の内容は残念でしたが、
KAC2012ではレジャーランドささしまで友達の応援をしていた僕が、
10年後になって優勝者であるMADOKAさんと戦えたことはとても感慨深かったです。

ずっと会いたかった人達に会えたり、
配信で応援や差し入れを頂いたりと貴重な経験を味わうことが出来ました。

チームの皆様、運営の皆様、対戦した皆様、ありがとうございました!

また、今回は厳しい結果になってしまいましたが、
TAITO STATION Tradzも応援しています!

BPL楽しみ〜!


オマケ

・patsennerって何?

初代IIDXの隠し曲 patsenner(ぱっとせんなあ)より。
チームの共通点がなさすぎてパッとした特徴がないなあと思い提案しました…

・Tradz観戦会 ゲスト:ゆたふぉ×2

紅茶さんとXAN.8さん、YUTAFOさんの大会視聴配信。

10年前から憧れていた紅茶さんから上手くなったと言ってもらえて
とても嬉しかったです…

大会配信と同時に流しても面白いし、
紅茶さんが突然離席してXAN.8さんとYUTAFOさんだけになったところも
とても面白かったのでオススメです。

コンプライアンス意識の低い名前で呼ばれてしまい申し訳ございません…