【初心者向け】beatmaniaIIDXの3種類のハイスピードについて解説!

2021年3月5日

どうもみなさん、こんばんは。Channel No.4のno4xtk/Ansai.です。

音楽ゲームには譜面のスクロールを速くする「ハイスピード」という機能がありますが、
現在のbeatmaniaIIDXには3種類のハイスピードが存在することをご存知でしょうか?

IIDXのハイスピードは他の音ゲーと比べてなかなか複雑で、
初心者の人どころか長年遊んでいる人にもわかりにくいです…。

そこで今回は、beatmaniaIIDXに存在する3種類のハイスピードについてお話しします。


通常ハイスピード

Rootage以降の通常ハイスピードは、譜面が落下するスピードから
ハイスピ倍率が逆算されるギタドラ方式になっています。

HS1ならノーツ表示時間1200、HS2なら1100…のように、
ノーツの落下速度の倍率を調整するのではなく、好みの緑数字(ノーツ表示時間)を選択します。

落下速度の倍率は設定した通常ハイスピードから逆算されるので
BPM100の曲とBPM200の曲では同じ通常ハイスピでも落下速度の倍率が2倍変わっています。

緑数字の調整方法としては、
例として、最初に通常ハイスピで緑数字400に、
そこからSUDDEN+でプレイしたい緑数字(350など)に調整します。

一度ハイスピードとSUDDEN+の調整を行えば
プレイ中にBPMが変わらない曲であればいつでも同じ速さでプレイすることが出来ます!

現在の通常ハイスピードは初心者でも直感的に使い易い反面で、
ギアチェンがしづらく、使い勝手の方はあまり良くないので

ある程度IIDXに慣れてきたら、
後述するクラシックハイスピードフローティングハイスピードに変更することをオススメします。


クラシックハイスピード

CANNON BALLERS以前のハイスピードは
ベーシックコースに加入することで公式サイトから設定出来ます。

こちらは非常にシンプルで、
「曲のBPM x 設定しているハイスピード = 落下速度」です。

曲の途中でBPMが倍になる曲では、

BPM135 x HS3.0 = 405
BPM270 x HS1.5 = 405

ハイスピードを半分にするようにギアチェンすると
加速前と加速後で同じ落下速度でプレイ出来ます。

欠点としては曲のBPMに落下速度が依存するので
遊ぶ曲ごとにハイスピードかSUDDEN+を調整する必要があります。


フローティングハイスピード

フローティングハイスピード(FHS)は
tricoroから追加された便利なハイスピードオプションです。

まずは、通常ハイスピかクラシックハイスピードで好みの緑数字に設定し、
スタート+エフェクトボタンでFHSをオンにします。

すると設定した緑数字が固定され、
SUDDEN+の位置を上下に動かしても同じ緑数字を維持するように
ハイスピードの倍率が0.01倍刻みで自動的に調整されます。

緑数字が固定されるので通常ハイスピと同じように
プレイ中にBPMが変わらない曲ならば、いつでも同じ緑数字で遊ぶことが出来ます。


↑少年A(A)ここで皿チョンすればノーダメで適正緑数字に出来る!

また、FHSには2種類のギアチェンがあり
鍵盤でギアチェンをすればクラシックハイスピードと同じことが出来るほか、

BPM変化後にターンテーブルを調整すると、最初に設定した緑数字に戻すことが出来ます。

スタートボタン+スクラッチであらゆるBPM変化に最低限の対応が出来るため、
このギアチェンを目当てにFHSを使用している人も多いと思います。

後者のギアチェンは、スクラッチでハイスピを戻すことから「皿チョン」と呼ばれ
曲によってはこの方法で倍速を戻すことが最適解となる場合もあります。


以上!
beatmaniaIIDXに存在する3種類のハイスピードについてお話しました。

最初は通常ハイスピードから…
慣れてきたらクラシックハイスピードやFHSに挑戦してみてください!

最後までお読み頂きありがとうございました。