【DDからBISTROVERまで】SP皆伝の合格難易度の変化とは?
どうもみなさん、こんばんは。Channel No.4のno4xtk/Ansai.です。
前回の記事では、
僕が初めて皆伝に合格したときのお話と皆伝合格の目安について書きましたので
今回は、『皆伝』という段位の歴史と
その合格難易度の変化についてお話をしてみようと思います!
ぜひ皆伝という段位について知ることでモチベーションに繋げて頂ければ嬉しいです。
段位認定モードの始まり
現在まで続き、他社の音楽ゲームでも人気のモードとなっている段位認定。
段位認定モードはIIDXが7th styleのとき、2002年に初登場しました。
当時の最高段位は十段で、中伝・皆伝が登場するのはまだまだ先の話です。
7th styleの十段はHolic → Colors → V → Aと、
一見かなり簡単そうに見えますが、ハイスピは3まででSUDDEN+は存在しません。
しかも曲中にハイスピを変えることも出来ないので
最初に選んだハイスピのまま最後までプレイしなければなりませんでした。
段位認定「皆伝」登場
前項の仕様は12作目のHAPPYSKYまで続きます。
最後の十段が最高段位だったHAPPYSKY十段の課題曲は
Scripted Connection⇒ → FAKE TIME → 蠍火 → One More Lovely
BPM151のスクリプとBPM200のFAKE・ワンモアを
同じハイスピでプレイするのはストレスフルですね…。
↑SPのリザルトがなかったのでCSDPのリザルトで失礼します
曲間でハイスピ変更が出来るようになり、
段位認定でSUDDEN+が使用できるようになったのはIIDX13 DistorteD。
段位認定に『皆伝』が初登場したのもこの作品からです。
初のSP皆伝課題曲は
rage against usual → 嘆きの樹 → 蠍火 → 冥
前作、HAPPYSKYで登場したものの
あまりにぶっ飛んだ難易度だった故に段位に入ることがなかった冥(ANOTHER)、
本作で2曲目の2000ノーツ曲である「嘆きの樹」が登場したことにより、
遂に段位認定に活躍の場が与えられてしまいます。
永遠の皆伝ボス曲となる冥と
後に多くのプレイヤーに癖を付けさせることになる嘆きの樹。
そして、上記2曲に次ぐ高難易度譜面 ピアノ協奏曲第1番"蠍火"、
発狂地帯が特徴的なrage against usualと、当時の収録曲の中では圧倒的な難易度です。
今では5000人以上存在するSP皆伝も、当時合格できたのは一握りの上級者だけでした。
SP皆伝の難易度はどう変わった?
IIDX13 DistorteD
前項の通り初のSP皆伝は
rage against usual → 嘆きの樹 → 蠍火 → 冥
ハイスピ変更・SUDDEN+が使えるようになったものの、
緑数字は存在せず、まだまだ快適とは言えない環境でした。
IIDX14 GOLD
FIRE FIRE → 嘆きの樹 → 蠍火 → 冥
GOLD筐体の登場・アップデートにより判定が健全化!
更に何故かrageがFIRE FIREになり易化しました。
IIDX15 DJTROOPERS
蠍火 → 嘆きの樹 → MENDES → 冥
DJTのラスボスであるMENDESが皆伝に収録され難化しました。
また、この作品から達成率計算が変更され、現在の計算式になりました。
(※GOLD以前は各曲の残りグルーブゲージがそのまま達成率となっていました)
IIDX16 EMPRESS
嘆きの樹 → MENDES → 卑弥呼 → 冥
EMPRESSのラスボス 卑弥呼が登場して大幅に難化しました。
しかしこの作品のみ段位認定でREGUL-SPEEDが使えたため、隠れRS皆伝も結構いたかも…
IIDX17 SIRIUS
quell → 嘆きの樹 → 卑弥呼 → 冥
一曲目でどれだけ減ろうと嘆きの序盤で回復でき、
嘆きの後半→MENDES序盤の殺しがなくなったため易化とも言えそうですが、
嘆きの後半→卑弥呼の序盤という新たな殺しが生まれたため難易度としては少しだけ難化でしょうか?
IIDX18 Resort Anthem
Bad Maniacs → 嘆きの樹 → 卑弥呼 → 冥
所謂ザコマニと呼ばれた時代。合格難易度はSIRIUSと何にも変わりません。
IIDX19 Lincle
嘆きの樹 → perditus†paradisus → 卑弥呼 → 冥
物量マシマシで前座部分が大幅強化
とはいえ本当に難しい部分は卑弥呼と冥なので、
物量が苦手な人以外にはそれほど影響はなかったと思います。
IIDX20 tricoro
嘆きの樹 → 天空の夜明け → 卑弥呼 → 冥
フローティングハイスピードが登場し皿チョンが出来るようになりました。
更に、p†pから天空に変更されたことで課題曲の面でも単純に易化しています。
IIDX21 SPADA
嘆きの樹 → 灼熱 → 卑弥呼 → 冥
現在まで続投している灼熱Beach Side Bunnyが初登場。
今まで必要なかった皿力が求められることになり必要な要素が多くなりました。
皿譜面もちゃんとプレイをしてきた人には難易度はさほど変わらなかったものの、
皿を避けてきたプレイヤーにとっては大幅な難化でした。
また、達成率という面で一番難易度が上がったのはこの作品です。
IIDX22 PENDUAL
嘆きの樹 → 灼熱 → 卑弥呼 → 冥
課題曲は自体はSPADAと変わらないものの、
未来モードで段位を受験するとMIRRORがかかるようになったため大幅に易化しました。
今まで1Pは●●が難しいから不利!
2Pは●●が難しいから~といったプレイサイド議論がありましたが、
全ての言い訳が許されなくなりました。
1P側なら皆伝取れてると豪語した万年十段がミラー段位で普通に落ちるなど、
合格者が増えた反面、多くの悲しみを産まれました。
IIDX23 copula
perditus†paradisus → 灼熱 → 卑弥呼 → 冥
まさかの嘆きリストラで大きな話題となりました。
課題曲面では嘆きに癖が付いている人にとっては易化、普通の人にとっては難化。
総合では、MIRROR段位を好きなタイミングで受けることが出来るようになったので易化と言えます。
段位認定に中伝、EX段位が追加されたのもこの作品ですね!
IIDX24 SINOBUZ の皆伝も同じ課題曲です。
IIDX25 CANNONBALLERS
嘆きの樹 → 灼熱 → 卑弥呼 → 冥
おかえり嘆きの樹
嘆きに癖が付いている人にとっては難化、普通の人にとっては易化。
4作前のIIDX21 SPADA と同じ課題曲で、
この後の2作品、IIDX26 Rootage 、IIDX27 HEROIC VERSE も全く同じ課題曲です。
IIDX28 BISTROVER
EMERALDAS → 灼熱 → 卑弥呼 → 冥
嘆きの樹リストラ再び。
EMERALDASには密度・皿・HCNといった様々な要素が含まれているので難化でしょう。
とはいえ卑弥呼・冥に比べたらさほど問題なく、それほど変わりはないと思います。
まとめ
皆伝初出のDistorteDから現在までの皆伝課題曲の変遷を見てきましたが、
結局、卑弥呼・冥が難しい以上、合格難易度はEMPRESS以降はそれほど変わっていない
むしろミラー段位やFHS・オプションが充実した結果、むしろ難易度は下がっていると言えます。
昔よりも練習曲が増え、STEP UP・P-FREEなど練習できるモードも充実してきているので、
十段・中伝まで来たプレイヤーなら皆伝に合格することは不可能ではないと思います。
せっかく始めたIIDX、ぜひ皆伝目指して頑張ってみてください(;’∀’)
最後までお読み頂きありがとうございました!
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