【RED~Lincle】beatmaniaIIDXの進化の歴史の話
どうもみなさん、こんばんは。Channel No.4のno4xtk/Ansai.です。
1999年2月26日に初代beatmaniaIIDXが稼働し、
現在までに20年以上の時が過ぎました。
その長い歴史の中で、
IIDXは様々な、昔とは比べ物にならないほど進化をしています。
そこで今回は最近IIDXから離れている人向けに、
僕が進化を実感したサブタイトル時代以降、
11作目のIIDX RED~19作目のLincleまで進化の歴史を振り返ってきます。
IIDX11 RED
beatmaniaIIDXのみならず、
音楽ゲームを代表する名曲『RED ZONE』や『ピアノ協奏曲第一番"蠍火"』が登場!
蠍火の番人は、現在でも様々な音楽ゲームで活躍しているTatshさんの「GENOCIDE」でした。
10thstyle以前はなかったサブタイトルが付き、作品ごとのテーマが明確になり、
IIDXREDでは頭文字Dのようなレースを意識した「ユーロビート系」の曲が多く収録されています。
システム面ではスコアグラフが初登場した、競技としてのIIDXの原点のような作品です。
↑蠍火召喚リザルト@ACRED
最近初めてACで召喚しました。カッコよすぎる…
IIDX12 HAPPYSKY
ONE MORE EXTRAにて現在でも最難関クラスの楽曲『冥』が登場!
システム面では…
・SUDDEN+/HIDDEN+が新登場(段位認定では使えません)
・☆1~8+だった難易度がこの作品から12段階に細分化
・ANOTHER譜面に難易度表記が追加(REDまでは☆1と表記されていた5.1.1.(A)が☆10になりました。)
当時の☆12はわずか17曲で、
現在は降格しているBLOCKSやSpica、stoicはこの時代では☆12、
逆にgigadelic(H)やInnocent Walls(H)は☆11だったりしましたw
初の全国大会「BEMANIトップランカー決定戦」が開催されたのもこの作品ですね!
DVDでは現在でも活躍しているプレイヤーたちの昔の姿を見ることができます。
IIDX13 DistorteD
初の特殊フォルダ『CARDINAL GATE』が登場!
四神曲とTHE LAST『嘆きの樹』は大きな話題になりました。
他にも現在では当たり前になっている様々なシステムが登場したのもこの作品です。
・段位認定「皆伝」
・段位認定でSUDDEN+が使用可能
・曲の途中でハイスピードを変えられる、所謂ギアチェン
・e-amusement pass
最近始めた人には信じられないかもしれませんが、
DistorteD以前はテレホンカードのような磁気カードにデータを保存しており、
段位認定は最初に選んだハイスピで4曲を通しでプレイしていました…
☆12は24曲まで増えました。
FAKE TIME(H)やThe Dirty of Loudnessが☆12なのは少し面白いですねw
IIDX14 GOLD
みんな大好きだった(?)GOLD新筐体が登場!
それまで理不尽に厳しかった判定が緩和・健全化されました。
他の追加要素として
・選曲中に黒鍵でフォルダクローズ(DD以前は黒鍵でも決定されるので注意)
・2人プレイ時に1Pと2Pが別の難易度を選択が可能に!
など、少しずつ便利に遊びやすくなりました。
楽曲面ではIIDXをプレイしていない人でも知っていると言われた「Second Heaven」、
ONE MORE EXTRAではDDRからの刺客「Fascination MAXX」が
特殊フォルダのVIP ROOMでは本作のメインBGMでもある「GOLD RUSH」や
荒木師匠がマハラジャで踊る「Sense 2007」が登場した作品です。
華やかな印象で楽曲のクオリティも高く、
この作品や家庭用のGOLDからIIDXを始めた人も多いと言われています。
IIDX15 DJTROOPERS
・マイケル・ア・ラ・モード先生がIIDXの基本の遊び方を教えてくれる『TUTORIAL モード』が新登場
・段位認定の達成率計算が現在のものに変更
GOLD以前は「各曲終了時のゲージ÷2+50」というガバガバ計算式でした。
(最後にゲージ100%ならその曲の達成率は100%、最後で1ミスしたら100%は絶対に取れなかった…)
SPとDPで別々のライバルを設定できるようになったのもこの作品ですね!
イベントとして、現在の行脚システムとなる「THE TROOPER’S JOURNEY」と
筐体内TOPを撃墜することを目指す「THE ACE TROOPER」が登場し、
この後、数作の間は「筐体内トップを更新しました」という表示が出るようになりました。
当時パラハデ召喚出来てるの上手すぎる…
また、全国大会「第二回BEMANIトップランカー決定戦」も開催されました!
IIDX16 EMPRESS
家庭用では最後のシリーズということで思い入れがある人も多いと思います。
収録曲はHOUSENATIONコラボや小林ゆうさんが歌う「翼」
「MY FUTURE」や「BRIDAL FESTIVAL」など華やかな曲・ムービーが多く、
キャッチーな仕上がりとなっています。
システム面では、
・緑数字(ノーツ表示時間)
・HAZARD モード
・ソートプラス機能(BPM順やクリアランプ順など)
・ライバル勝敗表示
など、現在では当たり前になっている様々な機能が追加されました。
また、『EMP皿』と呼ばれる凸凹が付いたターンテーブルが登場したのもこの作品です。
DJTROOPERS以前はターンテーブルがツルツルで、
ビニールテープを貼っているお店も多かったですね…w
EXTRAイベントは卑弥呼が登場した『EMPRESS PLACE』
プレイごとに宝石を集めて女王に献上すると
マリー・アントワネット、楊貴妃、クレオパトラに挑戦できたのですが、
不具合で一時閉鎖されたのも懐かしく感じます。
あの頃困った宝石集め…未だにそれぞれの宝石の獲得条件は謎ですw
IIDX17 SIRIUS
CN・BSSが初登場した作品!
「Elisha」、「MIRACLE MEETS」、「Almagest」など、
初実装にして攻めた難易度の長押し譜面が登場しました。
システム面では他にも
・FAST/SLOW表示
・LIFTオプション
・SUDDEN+ / LIFTの値の保存(以前は毎プレイごとに設定しなおしていました)
・PARTY モード / LEAGUE モードの登場
など大きな動きがありました。
また、『APPEND STYLE』というjubeat ripplesとの連動が行われ、
「Bass 2 Bass」や「IN THE NAME OF LOVE」、
「Special One」に「Evans」といった初期のjubeatを代表する名曲達と、
この時期のjubeatでは最多ノーツとなる
『AIR RAID FROM THA UNDAGROUND』が両機種で登場しました。
EXTRAイベントは『PARALLEL ROTATION』
RED~DJTROOPERSの作品をイメージした5つのフォルダに
それぞれの作品に関連した楽曲が3曲ずつとフォルダボス曲が1曲、
全てのボス曲で条件を満たすとONE MORE EXTRA「Almagest」が出現しました。
当時の作品の選曲BGMやプレイスキンが再登場されており、
条件は面倒だったものの評価の高かったイベントです。
サヨナラ・ヘヴンのAAA+FCで詰む人も多かった思い出…
新モードのPARTYモードは現在のSTEP UPモードへと続く入門用モード。
楽曲をプレイしてファンを増やしていき、ストーリーが展開していきます。
PARTYモード修了のご褒美は「たからもの」
ストーリー完走時のEXTRA STAGEとして登場し、
エンディング曲のような扱いでした。
LEAGUEモードについてはBEAT SQUARE様が詳しく紹介していますので
ぜひ読んでみてください!
【アーケード版】 beatmaniaIIDX 17 SIRIUS LEAGUE(リーグ)モード解説
アルマゲBGM欲しさに頑張った思い出…
ちなみに僕のSIRIUSのお気に入りの曲はMIRU key way
好きな人は多かったと思いますが、残念ながら数作で消えてしまいました…
この曲は後にCHUNITHMに収録されて話題になりましたね!
IIDX18 Resort Anthem
新規要素として
・KONAMIの電子マネー『PASELI』導入
・PREMIUM FREEモードが新登場
・現代のゲーム内通貨に繋がる『DELLAR』が新登場
など、大きな変化があった作品です。
また、PARTYモードはSTORYモードとしてリニューアルされました。
(「Eternal Tears」と「Medicine of Love」はこのモードのEXTRA曲でした。)
楽曲面では恋愛レボリューション21のリミックスや、久々のTatshさんが参加、
L.E.D.さんのディレクションによりハードコア系の海外アーティストも多く参戦し話題になりました。
最難関のスクラッチ曲「灼熱Beach Side Bunny」が登場したのもこの作品、
当時からAAAを出していた人がヤバすぎる…
後期には「APPEND FESTIVAL」でjubeat knitと、
「Lincle Link」でREFLEC BEATとの連動が始まりました。
Lincle Link第一弾の解禁条件はREFLEC BEATで同曲を解禁、
Broken(初代リフレクの最終曲)解禁までの時間・お金の話で荒れましたね…
(僕はイベント開始時に解禁修了してたのでドヤ顔してました)
IIDX19 Lincle
IIDXの文明開化。jubeat copiousとの同時稼働作品。
賛否はありましたが明るい雰囲気になり、
連動イベントなどでIIDXを始める人も多かった作品です。
システム面としても
・EX-HARDゲージの追加
・ターンテーブルの反応改善
・クプロシステムの登場
・e-amusement passが非接触式に変更
・SUDDEN+ TYPE B(CS方式)が登場
・STEP UPモードの登場
・FREE PLUSモードの登場(2人プレイ時にFREEが3曲に)
・選曲時の曲プレビューの追加
・プレイ中の最小、最大BPMの表記
・DJ VIPPASSの追加
など、様々な新機能・便利機能が追加され、初心者もかなり遊びやすくなりました。
初回から数回までのプレイでチュートリアルを受けられるようになったのもこの作品です。
逆にエンディングやシリーズ末期の全解禁の廃止など、
今でも残念に感じている人がいるような変化もありました…。
連動イベントではResort Anthemから始まっていた『Lincle Link』が本始動し、
jubeat copious・REFLEC BEAT Limelightとの楽曲交換も盛んに行われました。
中でもLincle Link第三弾は
IIDXで「最後のボス(A)をFULLCOMBO」することで
jubeatで「WONDER WALKER」が解禁・伝導師として任命されるというイベントで
トップランカー達に大きな期待が寄せられ、盛り上がりました。
大会では、DJTROOPERS以来の全国大会となる『KAC2011』が開催され、
2011年以降は現在まで毎年開催されています。
https://p.eagate.573.jp/game/kac/p/index.html
以上!IIDXRED~Lincleまでの進化の歴史をざっと辿ってみました!
次回は20作目のtricoroから現代までの進化を書いていこうと思いますので
ぜひ、お楽しみ頂けた方はそちらもお願いしますm(_ _)m
ここまでの作品はオフラインでも稼働出来るので、
ぜひ旧作を稼働させている店舗やスポッチャなどで見かけた際には遊んでみてください!
IIDXに限らず旧作を稼働させている僕のオススメのお店はこちら!
☆WGC-World Game Circus- 様(東京/立川)
☆プレイハウスエリナ 様(新潟)
☆ジャムジャムつくば店 様(茨城)
最後までお読み頂きありがとうございました!
ディスカッション
コメント一覧
WGCだけ「様」付けて他の店舗はつけないんですね。
付け忘れました!ご指摘ありがとうございますm(__)m